2021年11月14日日曜日

稽古記録+日誌 2021年11月8~13日

11/8古流居合術教室
・抜き付け「三手抜き」 ・英信流初伝(三手抜き応用)「前 右 左 後」

11/9近鉄文化サロン阿倍野/杖術基礎講座
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割・詳細) ・天地打ち返し ・対角打ち返し

11/9近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・立ち座りの応用各種 ・歩法「膝抜きによる歩幅の変化」
・段階的変化の発想と工夫について 他

11/9近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本操作全種連続(左右)と応用各種 ・型「突き返し」 他

11/9定例稽古会
・居合術「抜き付け/三手抜き、後方抜きにおける左肘の操作」

11/13武術操身法教室
・体ほぐし ・受身各種「後方 転体 倒れ込み」
・歩法+浮き握り「膝抜きによる歩幅の変化 山道歩法 段差昇降」
・杖や刀の寸止め振りと身体操作 ・参考「抜刀時の左肘遣い」 他

11/13テーマ別講習会「居合術の足捌き-1」
・参考「抜き付け/三手抜き 転じ抜き」 ・概要説明 ・立業「行連 四方切」
・居業「虎一足 脛囲」 ・正座「膝内旋による浮き 八重垣」

11/13杖術教室
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割)+実戦的応用 ・打ち引き、打ち抜き 他

11/13のテーマ別講習会は「居合術の足捌き」と題して、居合の型をいくつかピックアップし、それぞれの動きの中に含まれる足捌き、足遣いを汎用的な身体操作として掘り下げる稽古を行ないました。
英信流居合術においては、正座→立膝→立業の順に型を学んでいきますが、下半身の柔らかい操作の感覚を身に付けるためには、この逆を辿る方が合理的であると考えています。
今回のテーマ別講習会でも、立業からスタートし、立膝、正座へと進めていくことにしましたが、やはりこの方が経験の浅い方にも要領が得やすかったように思います。
古流居合術の型には、様々なパターンの足遣いが含まれていますが、中でも中伝の「浮雲」という型の足遣いは非常に特殊(左足の足裏返しによる全身の一斉変化)で、バランスを維持することすら困難です。その働きを使い切るのはなかなか難しいものですが、一旦感覚を掴むことができると、体術的な応用も可能であり、また日常の動きにはない感覚を得ることで、身体操作の奥深さがよく理解できるようになるはずです。
次回も同じテーマですので、居合経験の有無に関わらず、下半身の柔らかい遣い方を体験してみたいという方には、ぜご参加頂きたく思います。



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