2022年5月30日月曜日

稽古記録+日誌 2022年5月23~28日

5/23古流居合術教室
・基本歩法 ・基本抜刀「立追切」 ・英信流初伝「前 右 左」

5/24近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・膝抜き~受身各種 ・歩法 ・踵の浮き下し「椅子立ち 段昇り」
・身体まとめ「添え手 浮き握り」 他

5/24近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本操作全種連続+応用(ブロック別)
・型と体捌き「打ち落し 足止め」

5/24定例稽古会
・都合により休止 ※6月以降無期限にて休止となります

5/28武術操身法教室
・体ほぐし ・肩甲骨操作各種 ・上体起こし各種+介護法への応用(擦り崩し技法含む)

5/28テーマ別講習会「杖術と体捌き」
・杖術体操 ・差し替え突き~固定捌き
・前回のおさらい「打ち落し 足止め 振り戻し」
・型による足捌き稽古「抱え抜き 二段引き」 他

5/28杖術教室
・杖術体操 ・諸手業基本型 ・実戦的三手打ち各種(対ナイフ想定)

今月のテーマ別講習会は「杖術と体捌き」というタイトルで、旧来の杖術の型をベースに、足捌きや体の開きなどによる瞬時の体捌きを身に付ける稽古を行ないました。
元々遊武会の杖術技法は、下半身の柔らかい動きを身に付けることを主たる目的として形作ってきたものであり、その意味では原点に返った内容であったと言えます。
手にした杖を武器として遣う以前に、身体の変化を促す手掛かりとして、その重さを手先で繊細に量る意識で扱うようにし、そこから自身の体を客観的に捉える感覚を求めるようにするのが第一です。杖を頼りにして生まれた柔らかい足捌き、体捌きによって、杖にも新たな変化が生まれ、杖と身体の相互の働き合いによって型が成立するというのが遊武会杖術技法の本質です。この感覚で稽古をしていれば、素手よりも物を手にした状態の方が軽やかに身体が働くようになり、その延長線上で素手での体捌きも向上すると考えています。

写真は5/28テーマ別講習会



2022年5月22日日曜日

稽古記録 2022年5月16~22日

5/16古流居合術教室
・基本抜刀~立追切+応用各種

5/18楽遊会(杖術)
・杖術体操 ・型「突き返し 打ち落し 抱え抜き 足止め 振り戻し 立ち隠れ
 縦違い 横違い」 他

5/18奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本打法第一、第二 ・添え手、触れ手の身体まとめ「半身突き
 打上げ 背負い打ち」 ・基本操作(ブロック別)

5/18奈良カルチャー/居合術
・立追切+歩み抜き ・英信流初伝「前 右 左 後」 

5/18御所杖術クラブ
・杖術体操 ・型「突き返し 打ち落し 抱え抜き 足止め 振り戻し 立ち隠れ」

5/22第117回身体操作塾
<基礎クラス>
・体ほぐし ・肩甲骨操作「ほぐし方 肩甲骨からの腕引き、押さえ センサー用法」
・杖を用いた固定捌き ・歩法と膝抜きの応用「抜き歩き 間詰め 前倒れの軸足抜き
 抜き戻し 抜き捌き」 他
<レギュラークラス>
・肩甲骨のほぐし方各種 ・量り持ち、釣り杖の身体まとめ法 ・肩甲骨からの腕遣い
・杖術技法からの身体操作「差し替え突き 突き流し 延べ打ち」
・体幹の落下と道具の連動 ・片足立ちの踵遣い 他

写真は5/22身体操作塾



2022年5月15日日曜日

稽古記録 2022年5月7~14日

5/7居合術個人指導
・基本所作 ・基本抜刀~立追切+応用 ・打ち下しの肘遣い
・刀法「幹竹 切上 四方切 切先返」

5/9古流居合術教室
・基本所作、礼式 ・基本抜刀 ・英信流初伝「前 右 左 八重垣 受流」

5/10近鉄文化サロン阿倍野/杖術基礎講座
・都合により休止

5/10近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・都合により休止

5/10近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・都合により休止

5/10定例稽古会
・都合により休止

5/14武術操身法教室
・体ほぐし ・膝抜きからの受身各種 ・添え手、触れ手の身体まとめ効果検証
・杖術の身体まとめ各種

5/14テーマ別講習会「杖術と体捌き」
・杖術体操 ・差し替え突き ・型による足捌き稽古「打ち落し 足止め 振り戻し」 他

5/14杖術教室
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割式)+応用

写真は5/14テーマ別講習会





2022年5月2日月曜日

稽古記録+日誌 2022年4月25~27日

4/25古流居合術教室
・基本抜刀「立追切(部分詳細稽古)」 ・英信流奥伝「四方切 棚下 両詰」

4/26近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・足捌き各種「体の差し替え 差し戻し 切り返し 横捌き 千鳥捌き」 他

4/26近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本操作全種連続 ・諸手業基本型 ・切り回し落しからの変化各種
・諸手連続業 他

4/26定例稽古会
・居合術/抜き付け「手違い抜き」

4/27居合術個人指導
・基本所作 ・足捌き各種 ・身体操作法「浮き握り 膝抜き 他」
・居合道刀法「前切 前後切 幹竹 切上 四方切」

このところまた居合の抜き付けに関して色々と気付きがあり、これまでで最も軽くコンパクトな抜刀ができるようになってきたように感じています。
実は昨年末からしばらくの間、居合についての様々な動きについて、全く思うようにできていないという自覚が強くなり、2~3か月進展が停滞(というか、後戻り)していました。そこから脱してまた少しづつ新たな展開が出始めたきっかけは、一人稽古をするうちに気付いた右手の運びにあります。
「抜刀において右手は最後まで遣わない」ということを基本として20年以上稽古を続けてきましたが、まだまだ右手が先走っている感覚が抜けないため、いっそのことギリギリ間に合わないくらいのタイミングで右手を柄に運んでみようと思って様々なパターンを試してみた結果「手違い抜き」という抜刀法にたどり着きました。
詳細の説明は難しいのですが、大まかに言うと右手と左手が最後まで交わらない感覚で抜き付けの動きに入り、しかも左手は素早く、右手はスローモーションで動かすという、本来なら全く嚙み合わない条件での抜刀です。
まだこの抜き方での精度は低いので、丁寧に検証しながら探っていくつもりですが、コンパクトな抜刀の指標となる「後方突き」の抜刀について、以前より更に深くなっているという感覚が掴めつつあるので、この技法を信じて時間をかけながら身に付けていこうと思います。