2022年9月26日月曜日

稽古記録+日誌 2022年9月19~25日

9/19古流居合術教室
・台風の接近により休止

9/21奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本操作(第1、2ブロック)
・基礎打突+応用「半身突き 延べ打ち~打ち返し 下段払い」 他

9/21奈良カルチャー/居合術
・基本抜刀「立追切」 ・抜き付けにおける「湯呑み運びの手の内」
・正対の抜きと半身の抜き ・英信流初伝「月影 追風 抜打」

9/24武術操身法教室
・体ほぐし ・受身各種 ・膝抜き「落ち回り 抜き戻し 他」
・護身の心得と日常の想像力 ・起りの捉え方と目付
・小太刀剣術「受流し 二刀持ち」 他

9/24テーマ別講習会「居合術検証稽古(1)/受流-2」
・検証項目「手の内 間合いとタイミング 体捌き」
・受流の種類と特徴「抜刀時の片手受流 諸手受流(左右) 擦り上げ」
・相対稽古「英信流太刀打之位/受流の足捌き、体捌き 刀法/切先返の間合」
・小太刀の受流「間詰と体捌き」 他

9/24杖術教室
・杖術体操 ・諸手業基本型(個別詳解稽古~実戦的応用) ・ステッキ護身術 他

9/25甲野善紀先生大阪講習会
・於:北辰館千葉道場

9/25に甲野善紀先生の大阪講習会を開催し、25名の方が参加されました。今回お聞きした最新の術理は「球の内と外による感覚の違いを認識する」というものです。術理というよりは意識の持ち方の問題でしたが、これはごく最近私が居合の抜き付けに関して気付いた「湯呑み運びの手の内」という、これも動きを作る際の意識の仕方次第で業の精度が大きく変わるということに通じるものがあり、非常に参考になりました。
いずれもここで細かく説明すると長くなるので、また稽古に参加された方には、直接解説させて頂きます。こういった感覚的な術理は動画でも細かいニュアンスはなかなか伝わり辛いだろうと思いますが、機会を見て一度取り組んでみようと思います。

9/24テーマ別講習会

9/25甲野善紀先生講習会


2022年9月18日日曜日

稽古記録 2022年9月12~18日

9/12古流居合術教室
・基本抜刀「立追切」 ・抜き付け「手の内 正対と半身の抜き」
・英信流初伝「八重垣 附込」 ・浮き立ちの足遣い

9/13近鉄文化サロン阿倍野/杖術基礎講座
・杖術体操 ・基礎打突「半身突き 延べ打ち 打ち返し 下段払い」

9/13近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・座りからの受身~立ち上り ・浮き握りと足運び、腕遣い 他

9/13近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・甲巡り技法各種「突き流し 切り返し 切り回し 差し替え回し
 振り子返し 打ち回し 抱え抜き」 ・撥ね上げ各種~三手打ち 他

9/18第121回身体操作塾
<基礎クラス>
・体ほぐし ・座りからの受身~立ち上り(踵浮き下し)
・歩法「抜き歩き 横捌き 転換 抜き戻し」 ・浮き握りの用法各種 他
<レギュラークラス>
・体ほぐし ・足遣い「体の差し替え 一足歩法 前後切り返し 直角転換」
・肩甲骨操作(状持ち~応用) ・上体起こし(ステッキ利用) ・床からの片足立ち 他

写真は9/18身体操作塾


2022年9月13日火曜日

稽古記録+日誌 2022年9月5~10日

9/5古流居合術教室
・基本抜刀「立追切」~打ち下しの身体操作 ・英信流初伝「前 八重垣 受流 月影」

9/7奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・撥ね上げからの変化各種(基本操作第4、5ブロック)+応用各種 他

9/7奈良カルチャー/居合術
・基本抜刀「立追切」 ・抜き付けにおける右手の「みなし柄取り」
・打ち下しの身体操作 ・英信流初伝「八重垣」

9/10武術操身法教室
・体ほぐし ・杖の量り持ちと身体操作~空間上の基準点と間合いの変化
・体術「膝抜き横押し」(圧力、落下、転換の合成)
・杖術「片手落とし打ち 突き流し 受け流しの手の内」 他

9/10テーマ別講習会「居合術検証稽古(1)/受流-1」
・検証項目「手の内 間合いとタイミング 体捌き」
・手の内「掌底部の押し出し 四指の掛かり 肘の伸展」(組太刀で検証)
・間合い「型毎の距離感とタイミング」
・体捌き「組み型での足捌き主体の受け流し」 他

9/10杖術教室
・杖術体操 ・撥ね上げからの変化各種「縦切り返し 横切り返し 切り回し
 背負い打ち(表、裏)+各種応用」 ・撥ね上げを含めた三手打ち 他

9/10のテーマ別講習会は「居合術検証稽古/受流」の一回目。
居合術の技法の中でも、実戦性を強く問われる技法の一つである「受流」について、課題を「手の内」「間合いとタイミング」「体捌き」の三点に整理して検証稽古を行ないました。
英信流では初伝、奥伝立業、太刀打之位にそれぞれの形で受流の技法が存在しますが、居合術、剣術の各流派や日本剣道形など、あらゆる剣技に受流の技法は必ず含まれているのではないかと思います。
実際に型の想定通りに木刀での組み型を行なってみると、打太刀が相当手加減してくれない限り、タイミング的にも防御力的にも十分な受流を体現するのは困難であるということが実感できます。それだけに、受流の技法の細部を検証することは、武術における身体運用の重要事項を明らかにし、それを身に付けるて実践できるようになる為の重要な稽古課題であると言えるでしょう。
確実に相手の刀が届く近い間合いでの受流には、瞬間的な体捌きの技術が必須です。受流技法の最終目標を「刀を持たない状態で相手の斬撃を躱す」というところに置くことで、何をすべきかということが見えてきます。奥の深いテーマですので、次回を含めて今後も繰り返し受流の集中稽古の機会を設けていきたく思っています。




2022年9月7日水曜日

稽古記録 2022年8月29~31日

8/29古流居合術教室
・基本抜刀「立追切」 ・受流技法検証稽古

8/31奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本打法第一、二 ・基本操作全種連続(分割/第一~三ブロック)
・参考稽古「護身法/杖、体術」

8/31奈良カルチャー/居合術
・基本抜刀「立追切+応用(半身抜き 他)」 ・後方抜きの身体操作 ・受流の身体操作