2021年8月29日日曜日

稽古記録+日誌 2021年8月23~28日

8/23古流居合術教室
・抜き付け「同一抜きにおける鞘送りの加減」 ・英信流奥伝「信夫 行違 袖摺返」

8/24近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・歩法各種+抜き沈み ・膝抜きによる転倒回避 ・膝畳みの身体操作
・身体のバランス調整法各種

8/24近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本操作全種連続+空き手の処理 ・半身固定の縦変化(狭い通路想定)
・参考稽古「踵の浮き下し応用各種」

8/24定例稽古会
・杖術「半身固定の縦変化(狭い通路想定)」

8/28武術操身法教室
・体ほぐし ・膝抜きからの受身各種+立ち上がり ・歩法「抜き歩きからの変化」
・身体まとめ法各種「外旋立ち 裏撞木立ち 浮き握り」 他

8/28テーマ別講習会「居合の中の体術」
・膝と踵の操作による立ち座り ・礼式での身体まとめ ・添え手による身体まとめ
・歩法「抜き歩き」 ・正座からの膝内旋立ちと型「英信流初伝/前、附込」
・身体各部の連動による体捌き「英信流中伝/浮雲 颪」
・引き倒しの身体操作各種「英信流中伝/浮雲 颪」 他

8/28杖術教室
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割式) ・半身固定の縦変化(狭い通路想定) 他

8/28に実施したテーマ別講習会は「居合の中の体術」と題して、居合の型に含まれる汎用的な身体操作の基礎から、身体のまとめ方、型から抽出した具体的な体術技法(引き倒しや崩しなど)まで、対人稽古を中心に体験してもらいました。
本来は居合を一から学んだ上で、充分型を身に付けた後、刀の有無に関わらず有効な身体操作の検証へと進んでいくのが理想なのですが、居合について経験の浅い方にも、今回のような実戦的応用を体験してもらうことで、今後居合を学ぶ中で型に秘められた動きの本質を見出してもらい易くなるのではないかという思いもあります。
居合の型はほとんどの場合一人稽古が主となりますが、実際に相手がいる状態の感覚を掴むことは武術としては必須と言えるので、今回のような稽古は理論立てをしっかりとした上で取り組むべきであろうと考えています。
参加者の皆さんにも、居合の総合武術的要素をしっかりと感じてもらえたようで、このテーマでの稽古を実施した甲斐がありました。




2021年8月22日日曜日

稽古記録 2021年8月16~18日

8/16古流居合術教室
・抜き付け「同一抜き」  ・英信流奥伝「行連 連達 惣留(二種)」

8/18楽遊会(杖術)
・杖術体操 ・基本操作全種連続+応用 ・空き手の処理と身体のまとめ
・半身固定での縦変化各種(実戦的応用)

8/18奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割式) ・空き手の処理と身体のまとめ
・半身固定での縦変化各種(実戦的応用)

8/18奈良カルチャー/居合術
・抜き付け「同一抜き」 ・英信流奥伝「行連 連達」

8/18御所杖術クラブ
・杖術体操 ・基本操作全種連続+応用 ・参考「居合抜き付け/同一抜き」
・半身固定での縦変化各種(実戦的応用)

2021年8月15日日曜日

稽古記録+日誌 2021年8月10日

8/10近鉄文化サロン/杖術基礎講座
・杖術体操 ・基本操作「差し替え突き 突き流し 差し替え振り 差し替え回し」
・切り返し三種

8/10近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・転体受身(段階稽古)
・歩法「抜きと浮きの同時処理による転倒回避法 千鳥歩法」
・片膝立ち各種「踵の浮き下し 踵流し 浮き立ち」 他

8/10近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本操作全種連続 ・対角変化各種

8/10定例稽古会
・居合術「後方突きと前方抜き付けの同化 遊武会居合技法/引潮 水切」

今週はお盆期間のこともあり、月曜日と土曜日のクラスを休みにした為、稽古は火曜日のみと少々物足りない1週間でしたが、第2火曜日は近鉄文化サロンが3クラスと夜には定例稽古会もあり、私自身はたっぷりと稽古ができました。
定例稽古会では居合の稽古に集中し、前回も書いた「後方突きと正面の抜き付けに区別がなくなる感覚」という抜刀について、更に深めることができました。
この抜刀法については感覚的な部分が多いので、技法の名称も付けにくかったのですが、この翌日にある方から頂いた手紙に書かれていた言葉がヒントになり、今後は「同一抜き」と称することにしました。後方への抜刀と前方への抜刀を同じものとして捉えるという感覚を表すには、分かり易い名称ではないかと思います。
まだ自分自身の体にしっかりと落とし込み切れていないので動画などで見て頂く段階ではありませんが、当面は自分の稽古の主題としていきますので、興味のある方は是非稽古にお越しください。

2021年8月8日日曜日

稽古記録+日誌 2021年8月2~4日

8/2古流居合術教室
・基本抜刀「立追切+応用」 ・英信流初伝「追風(替業)」
・居合道刀法「幹竹 四方切」 ・参考稽古「後方突きと前方抜き付けの同化」

8/4楽遊会(杖術)
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割稽古含む) ・基本打法第一、第二連続
・対角変化各種

8/4奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割稽古含む) ・対角変化各種

8/4奈良カルチャー/居合術
・基本抜刀「立追切」 ・参考稽古「後方突きと前方抜き付けの同化」

8/4御所杖術クラブ
・杖術体操 ・対角変化各種 ・基本操作全種連続 ・握りと身体まとめ
・基本打法第一、第二連続

この二週間ほどの間に、居合の抜き付けにまた進化がありました。抜き付けについてはこれまでに、浮き握りを用いた右手の送り方や、それに連動した左手の操作、胸や腰の微細な変化などを複合的に遣って、気配がなく早い抜きを模索し続け、その結果として後方突きの深さ(鞘放れと同時に切先がどのくらい後方へでているか)がどんどん増すようになってきました。最近の進化の根本は、この深い後方突きと正面への抜き付けに区別がなくなる感覚にあります。
言葉では説明しにくいのですが「後ろに向かって突きを入れる動きをやろうとして、気が付けば正面に抜き付けていた」という感覚を作ることが課題なのです。
この感覚を捉えることができれば、右手が柄に掛かってから鞘放れの瞬間まで、刀が同じところにいてくれるようになります。刀の空間的移動を極力少なくし、それ以外の全てを駆使して瞬時に抜くことを抜き付けの理想としてきましたが、30年かかってようやくそのスタート地点に立てたような気がしています。

2021年8月1日日曜日

稽古記録 2021年7月26~27日

7/26古流居合術教室
・基本抜刀「立追切+応用」 ・参考稽古「後方突きの感覚を用いた正面への抜き付け」
・身体各部への意識の巡回(複数個所同時把握の感覚についての理論解説)

7/27近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・膝抜きによる崩れ受身
・歩法各種「一足歩法 剥ぎ足 開脚歩法 足踏み歩法 他」

7/27近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分解稽古)

7/27定例稽古会
・杖術「基本打法第一、第二」