2021年8月8日日曜日

稽古記録+日誌 2021年8月2~4日

8/2古流居合術教室
・基本抜刀「立追切+応用」 ・英信流初伝「追風(替業)」
・居合道刀法「幹竹 四方切」 ・参考稽古「後方突きと前方抜き付けの同化」

8/4楽遊会(杖術)
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割稽古含む) ・基本打法第一、第二連続
・対角変化各種

8/4奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割稽古含む) ・対角変化各種

8/4奈良カルチャー/居合術
・基本抜刀「立追切」 ・参考稽古「後方突きと前方抜き付けの同化」

8/4御所杖術クラブ
・杖術体操 ・対角変化各種 ・基本操作全種連続 ・握りと身体まとめ
・基本打法第一、第二連続

この二週間ほどの間に、居合の抜き付けにまた進化がありました。抜き付けについてはこれまでに、浮き握りを用いた右手の送り方や、それに連動した左手の操作、胸や腰の微細な変化などを複合的に遣って、気配がなく早い抜きを模索し続け、その結果として後方突きの深さ(鞘放れと同時に切先がどのくらい後方へでているか)がどんどん増すようになってきました。最近の進化の根本は、この深い後方突きと正面への抜き付けに区別がなくなる感覚にあります。
言葉では説明しにくいのですが「後ろに向かって突きを入れる動きをやろうとして、気が付けば正面に抜き付けていた」という感覚を作ることが課題なのです。
この感覚を捉えることができれば、右手が柄に掛かってから鞘放れの瞬間まで、刀が同じところにいてくれるようになります。刀の空間的移動を極力少なくし、それ以外の全てを駆使して瞬時に抜くことを抜き付けの理想としてきましたが、30年かかってようやくそのスタート地点に立てたような気がしています。

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