2022年5月2日月曜日

稽古記録+日誌 2022年4月25~27日

4/25古流居合術教室
・基本抜刀「立追切(部分詳細稽古)」 ・英信流奥伝「四方切 棚下 両詰」

4/26近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・足捌き各種「体の差し替え 差し戻し 切り返し 横捌き 千鳥捌き」 他

4/26近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本操作全種連続 ・諸手業基本型 ・切り回し落しからの変化各種
・諸手連続業 他

4/26定例稽古会
・居合術/抜き付け「手違い抜き」

4/27居合術個人指導
・基本所作 ・足捌き各種 ・身体操作法「浮き握り 膝抜き 他」
・居合道刀法「前切 前後切 幹竹 切上 四方切」

このところまた居合の抜き付けに関して色々と気付きがあり、これまでで最も軽くコンパクトな抜刀ができるようになってきたように感じています。
実は昨年末からしばらくの間、居合についての様々な動きについて、全く思うようにできていないという自覚が強くなり、2~3か月進展が停滞(というか、後戻り)していました。そこから脱してまた少しづつ新たな展開が出始めたきっかけは、一人稽古をするうちに気付いた右手の運びにあります。
「抜刀において右手は最後まで遣わない」ということを基本として20年以上稽古を続けてきましたが、まだまだ右手が先走っている感覚が抜けないため、いっそのことギリギリ間に合わないくらいのタイミングで右手を柄に運んでみようと思って様々なパターンを試してみた結果「手違い抜き」という抜刀法にたどり着きました。
詳細の説明は難しいのですが、大まかに言うと右手と左手が最後まで交わらない感覚で抜き付けの動きに入り、しかも左手は素早く、右手はスローモーションで動かすという、本来なら全く嚙み合わない条件での抜刀です。
まだこの抜き方での精度は低いので、丁寧に検証しながら探っていくつもりですが、コンパクトな抜刀の指標となる「後方突き」の抜刀について、以前より更に深くなっているという感覚が掴めつつあるので、この技法を信じて時間をかけながら身に付けていこうと思います。

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