2022年3月22日火曜日

稽古記録+日誌 2022年3月14~20日

3/14古流居合術教室
・英信流奥伝「連達/柄送りと後方突きの深さ」
・居合道刀法「幹竹 切上 四方切 切先返」

3/16楽遊会(杖術)
・杖術体操 ・基本操作+諸手業各種 ・上下左右変化の三手打ち各種
・丁字打ちの応用技法各種

3/16奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本操作+諸手業各種 ・上下左右変化の三手打ち各種
・基本打法第一+応用各種

3/16奈良カルチャー/居合術
・基本抜刀各種 ・英信流初伝「八重垣 受流」

3/16御所杖術クラブ
・杖術体操 ・基本操作+諸手業各種 ・上下左右変化の三手打ち各種
・丁字打ちの応用技法各種 ・体幹落下の打ち上げ 他

3/20第115回身体操作塾
<基礎クラス>
・体ほぐし ・膝の抜きと身体各部(骨盤、踵、足裏、胸)の連動
・膝下の脱力による歩法 ・膝の抜きと畳みによる横押し ・半身(千鳥)歩法
・浮き握りと身体のまとめ+護身用法 ・日用品護身術 ・段の昇降
・左右腕先の引き合いと身体のまとめ 他
<レギュラークラス>
・体ほぐし ・上体起こし各種 ・基本歩法(足踏みからの歩き、半身遣い)
・中心ずらしの歩法 ・浮き握りの綱引き効果 ・後ろ走りと踵の浮き下し
・片膝からの浮き立ち+体術応用 他

3/20居合術個人指導
・基本抜刀、納刀、打ち下し ・居合道刀法「前切 前後切 幹竹 切上 四方切」

3/20の第115回身体操作塾にて、物を頭上に持ち上げる際の身体操作の一つとして、左右の腕先(かいなさき/上腕骨内側上顆)を互いに引きあうようにする身体のまとめ方を紹介した折、参加されていた女子プロボクサーの奥田朋子選手から、ボクシングの構えへの応用を質問されました。以前にも同じようなことを話した覚えはあるのですが、今回改めて細かく検証してみて、半身での腕先の引き合いは左右の肘を直接寄せるのではなく、正面に対しての平行の位置にある左右それぞれの肘に対する仮想の肘を意識して形を作る感覚が有効であると気が付きました。
腕先の引き合いは肘の内側を中心に寄せるような形になるので、一見すると脇を締めただけのようですが、ただ脇を締めるのとは違い、腕の内外が釣り合った状態で身体がまとまるので、護りの強さに加え様々な動きに無理なくつながる感覚が得られます。
日常動作に有効な身体操作は、汎用性の高いものが多く、日々の生活の中で小さな工夫を凝らすことが様々な応用につながるので、身体操作塾は参加される方の幅が広く、私にとっても多角的な応用を検証できる有効な場です。参加者の方々から色んな質問を頂きながら進めるので、ボクシングから犬の散歩まで、稽古内容の幅の広さがそのまま楽しさにつながっています。
度々参加される整体師の方は、ここで学んだ足遣いなどを患者さんに指導して、明らかな効果を得られているとのことで、そういう話をお聞きしながら私も毎回のように更に応用範囲を広げるヒントを頂けて、ありがたい限りです。








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