2021年10月17日日曜日

稽古記録+日誌 2021年10月11~17日

10/11古流居合術教室
・抜き付け研究稽古「初動とタイミング」「左方切りの意識での正面切り」 他

10/12近鉄文化サロン阿倍野/杖術基礎講座
・杖術体操 ・基本操作全種連続(分割・詳細)

10/12近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・体の差し替え+応用 ・浮き握りの身体まとめ+応用
・肩甲骨操作と体捌き 他

10/12近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本打法第二 ・諸手業基本型 ・型「打ち落し 突き返し」

10/12定例稽古会
・居合術「基本抜刀/立追切 抜き付け(左方切りの意識での正面切り)」

10/17第110回身体操作塾
<基礎クラス>
・体ほぐし ・膝抜きと応用各種「一足歩法 体の差し替え 他」
・受身「膝抜きからの転体」 ・指と腕の裏組みによる身体まとめ
・踵の浮き落しによる立ち上がり 他

<レギュラークラス>
・体ほぐし ・膝抜き応用各種「抜き戻し 落ち回り」
・受身各種「軸足抜き 壁除け」 ・膝の開閉による転身
・触れ離しによる初動の消し ・自由稽古 他

10/17に実施した身体操作塾は久々にレギュラークラスの参加者が多く、しかも武術や格闘技の経験豊かな方ばかりだったので、後半はいつも通り参加者年同士で自由に稽古を進めてもらいました。
私の方から紹介したいくつかの動きのヒントの中で、先月気付いた「触れ離し」という技法については、その後も様々な応用的展開が進んでいますが、初動の気配を消して素早く、軽く手を操作するいう基本の部分についても精度が高まってきたという実感があります。

また、この一週間のうちにも居合の抜き付けについての新たな気付きが度々ありました。その中の一つに「自分のタイミングで抜刀しない」ということがあります。要は相手の動く気配を察知した瞬間に抜刀のスイッチが入り、その後最短最速で抜き付けるという感覚を持つことなのですが、考えてみればこれは物凄く当たり前の話です。ただ、居合の型稽古は、自分一人で行なうことが多いため、自分でタイミングを作り出すしかないケースがほとんどなので、つい自分のやり易い間でのスタートにしがちですが、これでは武術になりません。
「自分以外の何か」をきっかけに初動を作ることは気配のない動きに直結しますので、一人稽古の中でどのようにそれを求めるのがベストかを、これから時間をかけて探っていくつもりです。





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