2021年10月3日日曜日

稽古日誌+日誌 2021年9月27~28日

9/27古流居合術教室
・抜き付け「膝抜きによる抜刀と間合いの変化 下半身による前後左右の変化と抜刀
 他者のタイミングによる抜き付け 軸足の抜きによる体幹の起立維持 対剣術の抜刀」

9/28近鉄文化サロン阿倍野/暮らしに活きる身体操作術
・体ほぐし ・歩法と軸足の抜き ・肩甲骨のほぐし方と操作法+応用 他

9/28近鉄文化サロン阿倍野/杖術入門
・杖術体操 ・基本操作全種連続(左右) ・諸手業基本型 ・延べ打ちと打ち引き

9/28定例稽古会
・居合術「抜き付け/くの字通し 鞘送りの最小化 左右転じ抜き」

8月頃から居合の抜き付けについて、様々な気付きがいくつもありましたが、このところ稽古の度にまた新たな気付きを得たり、以前からやっていたことの本当の意味が分かるというようなことが続いています。
気付きの一つ一つは非常に微細なもので、客観的に見れば動きにさほどの変化はないのだと思いますが、気付きの度に体感的にはそうとうコンパクトな抜刀が体現できるようになってきたという実感があります。
抜き付けは居合の根幹であり、まず初太刀の質が高まらなければ、武術としての居合にはならないと考えてきましたが、ようやくその「質」が具体的に見え始めたと言ってよい段階に来たようです。
一つの動きに対して身体各部が必要分だけ変化するという感覚は、決して居合の技法の中だけに有効なものではありません。抜刀の技量を高めることは様々な身体運用のヒントにもなり得ますので、ひたすらこれだけを稽古し続けていても、面白さが尽きることはなさそうです。


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