2022年12月12日月曜日

稽古記録+日誌 2022年11月28日~12月11日

11/28古流居合術教室
・英信流初伝替業(立業)「前 右 左 後 八重垣 受流 介錯 附込 月影」

12/5古流居合術教室
・基本抜刀「立追切+抜き分け」 ・英信流太刀打之位分解稽古「出合 絶妙剣」

12/7奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本打法第一、第二+足捌き ・諸手業基本型+応用各種
・型/相対稽古「縦返し」

12/7奈良カルチャー/居合術
・基本抜刀「立追切+抜き分け」 ・英信流初伝「受流/体幹の落下と足裏の浮き」

12/10武術操身法教室
・体ほぐし ・押され受身 ・歩法「膝抜き 半身」 ・反利き手のキャッチボール
・肩甲骨からの体遣い ・肘主体の腕遣い ・合気上げの身体まとめ 他

12/10テーマ別講習会「居合術の足捌き⑵-1」
・基本抜刀「立追切+足捌き各種」 ・立膝の座法~浮き立ち(膝、肩、胸の連動)
・浮き立ちと左足裏の返し「型/英信流・横雲 虎一足 稲妻」

12/10杖術教室
・杖術体操 ・諸手業基本型(分割+応用)
・相対稽古「打ち込みと受け(打ち引き~突きの返し)」

12/11甲野善紀先生大阪講習会
於:北辰館千葉道場

最近杖術のクラスでまた相対稽古(組み型)を少しずつやり始めています。以前は打太刀を付けての型稽古を頻繁にやっていましたが、剣術相手の型が主体のため、現代の実戦用法とは少しずれる感じがあり、ここ数年は単独稽古で身体操作を練ることを主にしていたのです。しかしある程度参加者が固定してきたのと、単独稽古も相当数繰り返してきたこともあり、間合いの感覚を得る為の稽古も再開することにしました。こちらの方が武術らしさを感じ易いので、当面は僅かずつでも相対稽古を入れるようにするつもりです。
12月のテーマ別講習会は、居合術の最も特徴的な部分である「立膝」を主とした下半身の操作を取り上げることにしました。まず安定して座ることが難しいので初心者向けではありませんが、居合を継続的に稽古される方には、ある程度集中して立膝に取り組む時間が必ず必要になります。立膝の姿勢から浮くように立ち上がる感覚は、一度掴めると身体操作のレベルがかなり上がりますので、是非体験してもらいたいと思います。
12/11には甲野善紀先生の大阪講習会を実施し、22名の方にご参加頂きました。
甲野先生の最新の術理は、剣術などで右手と左手を遣うバランスに極端な差を付ける(実質的には片手操作)というもので、武術経験の浅い方には非常に難解な感覚だと思いますが、私にとってはこれまでにいろんな場面で感じてきたことの延長にあるように思え、非常に理解し易く参考になるものでした。
懇親会も16名と賑やかで、良い忘年会にもなったと思います。

12/10テーマ別講習会


12/11甲野先生講習会


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