2023年9月4日月曜日

稽古記録+日誌 2023年8月28~30日

8/28古流居合術教室
・基本抜刀「立追切(左手遣いの軽さと早さ)」
・英信流初伝「前 右 左 後 八重垣 受流 介錯」

8/30奈良カルチャー/杖術
・杖術体操 ・基本打法第一、二+応用 ・基本操作全種連続

8/30奈良カルチャー/居合術
・基本抜刀「立追切」 ・英信流初伝「前 八重垣(脛囲詳解)
 受流(浮き立ちと手の内詳解)」

居合の抜き付けにおいて、左手の操作が最重要事項であることはこれまでにも繰り返し書いてきましたが、現在私の鞘送りから鞘引きまでの左手遣いはほぼ親指、人差し指、中指の三本しか働かせておらず「三つ指抜き」と称してこの技法の説明をしています。
実際には親指はごく軽く鍔にかかっているだけで、いわゆる「鯉口を切る」という操作もしませんので、実用的には後の二本しか使っていない感覚です。(鯉口に刀が少々固く嵌っていても、鞘引きの操作が充分であれば親指の操作はほぼ不要です)
この抜き付けを大まかに説明すると「人差し指で鍔を押し出し、中指で鞘を引く」「鞘引きの瞬間に右手が軽くかかる」「右手で振らずとも鞘放れとともに切先は自然に飛び出す」という感じになります。私の実感としてはこれまでで最も軽く、早く、コンパクトに抜刀できるようになっていますので、ある程度のキャリアのある方には試してもらっていいと思いますが、ここは感覚的な部分も大きく関わってかわってくるので、言葉だけではなかなか理解しにくいことと思います。詳しく試してみたい方はぜひ稽古にご参加ください。

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