2019年11月17日日曜日

稽古日誌 2019年11月17日「第88回身体操作塾」

本日は第88回身体操作塾を開催し、午前の基礎クラスには8名、午後のレギュラークラスには6名の方が参加されました。
基礎クラスでは「踵の浮き下し」をベースにした様々な足遣いや、各種の歩法、肩甲骨の操作などを中心とした稽古を行ないました。
膝の抜きによる下半身の柔らかい変化は、日常生活からスポーツ、武術、格闘技まで様々な場面に有効なので、なるべく繰り返し時間を取って稽古するようにしています。
レギュラークラスの参加者は、武術や格闘技の経験者ばかりだったので、応用的稽古として杖を用いた身体まとめなど、持った物の重さを繊細に量る感覚を探る稽古からスタート。後半は合気道や格闘技の動きを基にした具体的な技法をいくつか取り上げ、徐々に各自の自由稽古へと流れていきました。
今回は、先月に続いてプロボクサーの奥田朋子選手と河村真吾選手がご参加くださいました。奥田さんは前回の稽古の後、膝の抜きや肩甲骨操作の感覚を練習に取り入れられたそうで、ボクシングの動きの中に早くも良い影響がいくつか出始めているそうです。それを聞いて私も心から嬉しく思います。今回も私が提案する稽古法に全て熱心に取り組んでいらっしゃいましたので、遠からず更なる成果が得られることと思います。
河村さんは来月、奥田さんは再来月に後楽園ホールでの試合を予定しているとのこと。朗報を期待するばかりです。
次回の身体操作塾は12/15(日)に開催しますので、是非ご参加ください。






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